MBP15 retina (late 2013)にUbuntu13.10をインストール

毎度のことながら手こずりました。。
インストールできたっぽいのに起動時にブラックアウトしてやり直したり。素人なのでこれの手順でできたというだけです。よりよい手法や技術的な改善点があれば教えてください。

ちなみにまだスピーカーと右クリックができていません。

電池のヘリが早いのも対処したいところです。できるんでしょうか。

以前MBP13(2011?)はあっさりいったのでたかをくくってたんだけど今回は1日以上かかってしまった。。ちなみにretinamacbookは12.10 がインストールできない模様です(本当はできるのかもしれないけどもやってみたらダメでした)LTS版は次期バージョンをまつとします。

結局手順としては、こちらのとおりにやったら成功です。

1.通常版をDL
ここでは64bit、non-mac、英語版です。←DLサイト
USBを作成します。


2起動
MBPをoptionを押しながら起動させます。
出てきたEFIアイコンを選択

3.USBからUbuntuの起動
Try Ubuntuを選択します。
インストール完了後に微修正が必要なのでInstall...だとダメみたいです。

4.インストールの実行
インストールするぞ!ってところでsomething elseを選択してパーティションを区切ります。
200MBのefi bootableや、実使用のExt4パーティション(マウントは/)、swap領域(いるんかな?)をきり、インストール実行です。

インストール時はオフラインで実行するとうまくいきます。
プロキシ越しで実行していたらlibreofficeのところでインストールが止まってしまいました。

5.ブートローダーの変更
sudo apt-get install efibootmgr sudo efibootmgr ## display boot order information
sudo efibootmgr -o 0 ## set boot order to 0000 first
sudo restart -r now

これで再起動後、いきなりGRUBの画面になり、起動することができます(nomodesetやらなんやらの設定変更はいりません)

6.GRUBの設定変更
/etc/default/grub を以下のように変更します。

GRUB_CMDLINE_LINUX="libata.force=noncq" and then 'sudo update-grub'

7.カーネルのアップグレード
kernel 3.12をインストールします。
ここを参照

wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.12-saucy/linux-headers-3.12.0-031200-generic_3.12.0-031200.201311031935_amd64.deb

wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.12-saucy/linux-headers-3.12.0-031200_3.12.0-031200.201311031935_all.deb

wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.12-saucy/linux-image-3.12.0-031200-generic_3.12.0-031200.201311031935_amd64.deb

sudo dpkg -i linux-headers-3.12.0-*.deb linux-image-3.12.0-*.deb

再起動

8.無線LANアダプターのインストール
こちらを参照

ここからDLし、
http://www.lwfinger.com/b43-firmware/broadcom-wl-5.100.138.tar.bz2

wl_apsta.o というファイルをhomeディレクトリにおきます。
そして以下3つを実行
sudo apt-get install b43-fwcutter
sudo b43-fwcutter -w /lib/firmware/`uname -r` ~/wl_apsta.o
sudo modprobe b43


9.nvidiaドライバーのインストール
ここで失敗すると再起動後、画面がブラックアウトして痛い目みます。
ここを参照
まずはインストール

sudo apt-get install linux-headers-`uname -r`
sudo apt-get install nvidia-current
sudo nvidia-xconfig

次に/etc/X11/xorg.confの編集
Deviceセクションに以下を追記

Option "UseDPLib" "off"


/etc/default/grubの編集(とありますが実はすっ飛ばしていました。とはいえ問題なくできています。
“i915.lvds_channel_mode=2 i915.modeset=0 i915.lvds_use_ssc=0″を GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT にある“quiet splash“ quietとsplashの間に記載しろとのことです。

最後に
sudo update-grub

GRUBを更新。
再起動

起動時にnvidiaのマークが現れたら成功です。

10 文字サイズの変更
えらいちっさいですのでおっきくします。
Software CenterからTweak Toolをインストールする。
fontのところでサイズを変更

ndiviaのインストールは上のやり方でできたけども、輝度の調整がうまくいかなかったり、文字の調整がうまくいかなかったりで不愉快なのでやらないのをお勧めします。


11. 右クリックの復活
タッチパッド上では復元できなかったので、右Commandを右クリックとして割り当ててしまう。

ここを参照。

xev とコマンドを打つと小さいウインドウに□がでてくるので、そこにカーソルをおき、右Commandをおしてみる。すると、keycodeが133 (自分の場合)となるので、覚えておく。
/usr/local/bin/keyboardを作成する。
sudo vi /usr/local/bin/keyboard

#!/bin/sh
xmodmap -e "keycode 133 = Pointer_Button3"
xkbset m

で保存。xkbsetがなかったらインストールしておく。
sudo chmod a+x /usr/local/bin/keyboard
chmodして、keyboardとタイプして実行すれば完了。
毎度設定が反映されるように.bashrcに書き込んでおくとよいです。
違和感あるけど右クリックが右Commandで実行可能です。


12. TRIMの設定
こちらこちらを参照


以上、ひとまずインストール完了です。

Macは機種ごとにインストールの難易度にばらつきがあっていちいちめんどくさいですね。。